　　　宏村にて　　　　　　　26×35ｃｍ

宏村に入るには南湖と呼ばれるこの池に作られた石造りの橋を渡ってゆく。
この村は最近になって注目され始めたのか、この日も多くの学生がスケッチのためにやってきていた。
バスで13時間かかって2泊3日すると言う美大生のグループがやってきて、思わず国際交流となった。

宏村は予定になかったが、ガイドの周さんの奨めもあり、急遽行くことになった。
屯渓からほんの50分ほどののどかな村で、思わぬ桃源郷に足を踏み入れた感があり、予期せぬ嬉しいことだった。
これから観光開発の波が押し寄せそうだが、願わくば、このままでいて欲しいという思いでいっぱいだ。